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「右近橘」日本一小さな蔵の酒造り

最近、テレビを見ていますと野菜不足のことがよく言われています。
我が家ではたった一本しかない渋柿が数えるくらいにしかなっておりません。
ある料理家の先生が「色は黒くても味のよいのは大和の吊るし柿と母親から
聞かされた」とおっしゃってるのに残念!
また先生は「大和のつるし柿は今から千三百年前の奈良時代に始まる。ひょっとして
飛鳥時代か?」ともおっしゃっております。
うちの家ではつるし柿は知り合いの方に頼んでおります。
いつの年か渋柿がたくさんなったので勿体ないと思い、冷凍してみました。
これで吊るし柿を作ってくださいと頼んだのですが、後になって知り合いの方が
「冷凍の渋柿ではちょっと無理ですね。」とだけ言って少しだけ吊るし柿を置いて
いかれました。
少しだけでも出来たのかなと思ったのですが、食べてみて解りました。
別の渋柿で作った吊るし柿を下さったのです。
なぜかと言うと我が家の渋柿は種が無し。
しかし、この吊るし柿は食べてみると種が入っていたのです。
私は思いました。
その方は気を使って置いてくださったのだ。
一種の人間の温かみですね。
ありがたいことです。
我が蔵は小さい蔵なので知り合いの方のように温かみも持ってお客さんに
接したいのもです。
そして、さり気ない心づかいも。

柿_c0112240_164047.jpg




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by ukontatibana | 2010-10-10 01:07 | 右近橘と関係ない話
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明日香川源流水の霊力の宿る輝く酒の物語。杜氏兼社長のいかにも飛鳥な日常日記。

by ukontatibana
「右近橘」醸造元 ・脇元酒造
明日香村 脇本酒造
〒634-0145

奈良県高市郡明日香村
野口五番地の一

脇本酒造株式会社

℡ 0744-54-2025
Fax 0744-54-3825




■明日香村にお越しの折
 お越しください。
試飲・販売 やってます。




☆電車でのご案内

大阪阿部野橋
「近鉄吉野行き」。
特急40分「飛鳥」駅下車
降りてまっすぐ
200メートル左。
高台に
「天武・持統天皇陵」。
過ぎ左手に
「高市製薬」。
道を挟み前。案内あり。
 




大吟醸
「飛鳥京]の原点とは

 飛鳥の風景の
  「上澄み」です

飛鳥の地の霊力、水の霊力に感謝して私と蔵人が
醸しました。不思議なことですが、じっくり精魂も
込めればこめるほど仕込みに使った
「飛鳥川源流水」が芯となって際立ってきます。

小さな瓶の中で「飛鳥の水」のパワーが静かに息を
ひそめ開栓を待っていると思うと何かもういじらしく
思えます。どうか飛鳥の風景の「上澄み」をゆっくり
味わって
美しい風景を思いうかべてください。






右近橘フアンクラブサイト


■右近橘 明日香の酒■
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